レベル☆マニア「往年の名ブランド『サンツアー』のEバイク登場!」
『サンツアー』というのは、かつて「シマノ」社に対抗し得るコンポーネントを造っていた日本のメーカーで、現在は「SR SUNTOUR」のブランド名でサスペンションメーカーとして世界最大規模を誇っています。
サンツアー時代の「シュパーブ」などのコンポーネント名をご存知の方々は数十年来の自転車ファンとしていらっしゃるでしょうが、近代の自転車ファンはサスペンションのロゴ「SR SUNTOUR」に馴染みのある方々が多いのではないでしょうか。
(手前MERIDA29インチ エアサス 奥GT27.5インチ コイルスプリング)
日本では、コンポーネント生産から撤退したサンツアー社は、「SRサンツアー」として、世界No.1サスペンションメーカーに成長していたのですね。そしてこの度、Eバイク用のパワーユニットメーカーとして、日本の自転車メーカー「MIYATA」に搭載され、日本市場に帰ってきました。
MERIDA-MIYATAの営業マンのご好意で、試乗車に乗る機会をいただきましたので、簡単なインプレッションをお送りします。
まず真っ先に、シンプルに表現しましょう。
「コレ、『買い!』の一台です!」
圧倒的なコストパフォーマンスと仕上がりのバランス、この十分な性能を得てして、小売価格がなんと税込みの
176000円
なんです!
Eバイクの中級モデルと比較するのは酷かもしれませんが、それでも最大トルク60Nm、エコモード72km、パワーモード43kmは日常使用に十分過ぎる数値です。前後油圧discブレーキにシマノ8速、22kgの軽量車体、前後LEDライトやサークル錠、キックスタンドまで標準装備で、荷台を取付ればすぐ通勤通学仕様になりそう。
電動アシスト自転車と違う、「スピードが出る」事が前提であるEバイクの資質を充分に備えた最ベーシックモデルとして、「買いの一台」であると言えるのではないでしょうか。
そしてコレが、「日本メーカー発祥のパワーユニットを積んでいる」のが嬉しいではありませんか。
走行フィーリングは、変なギクシャク感もなく、リヤモーターらしいスムーズなアシストです。激坂も普通に登ってくれる頼もしさもあります。リヤモーター式は、後輪をダイレクトにアシストするので、チェーンやギヤに強い負担が掛からないというメリットもありますね。
ミヤタ、いい自転車造ってますね。
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