サイクリング/コラム(編集版)「ゼッケンを何でとめるか」
〇イベントのゼッケンを両面テープで固定する話です。
これは「2024年ツールドおおすみ」のゼッケンを、両面テープでジャージ貼り付けたままにして、二回目の洗濯をしたもので、剥がれずにそのまま残ってますね。
ゼッケンがジャージから剥がれてる部分は、大会の終了時に強度を検証するために手で引っ張って剥がした部分で(そこそこ引っ張って剥がしました)、そこ以外は2度の洗濯にも耐えてはがれなかったということです。
さらに言うと、この日は家を出る時には寒かったので、当初ゼッケンはウィンドベストに貼っており、出発前の現場での判断(暑くなってきた)で、一度剥がして、テープはそのままでジャージに貼り換えているので、条件が多少不利でも接着力が保てているということになります。
もう、「合格」と言って良い優秀さです。両面テープ、商品名「ナイスタック(強力タイプ)」。
中島が得た情報によると、小学生の体操着にて、この両面テープで止めたゼッケンが1年間の「洗濯」「乾燥機」に耐えており、貼り換えのためにはがしたところ、べたべたするような「ノリの残り」も無かったとされてました。
ものすごい性能!素晴らしい!!!
現在、多くの大会が「ゼッケンの安全ピン留め」を勧めてくるのですが、安全ピンはウェアを破いたりして痛めるので好きじゃないんですよね。
記事を自分で読み返してて気づいたのですが、このジャージの破れている部分って、かつてゼッケンを安全ピンで留めた場所と合ってますね。左上にも小さな傷が見えます。
写真↓「2024ツールドおおすみ」説明書、同封されてきた「安全ピン」
かつて「ツールドおおすみ」委員の方に、
「シール方式のゼッケンの方が良くないですか」
と提案したら、
「実は、昔はシールでやってたこともあって、安上がりなのも分かってるけど、スポンサー様がねぇ….」
という回答がありまして、「大人な事情」があることが分かりました。
「大人の情事」じゃなくて、「大人の事情」ですからね。
シールだと、せっかくの「スポンサー様」の名前が目立ちませんもんねぇ。
ところで、この「小鹿酒造株式会社」様は、例年、「ツールドおおすみ」のスポンサー様になってらっしゃって、実は知り合いのところの会社なんです。
「大人なゼッケンの事情」は「大人の作法」として、このくらいでおしまいにいときましょうかね。
何はともあれ、長年の懸案であった「ゼッケン固定でジャージが痛む」問題は、
「両面テープナイスタック強力タイプ」
を利用することで解決しました。
この固定方法はもう、ツールドフランスに出場するヨーロッパのプロ選手と一緒ですよね。プロ選手のゼッケンは裏の全面が接着面になってるかもしれませんが、中島の検証では、「ゼッケンの外枠に15mmのテープを1列」だけで充分強く固定できました。
これで、まとめの、上手い事かなんか書いて終わるのが「大人の作法」なんでしょうけど、大人子供な中島は、ちょっとだけ余計な事を書いてから終わります。
ゼッケンが通気性が悪くて背中が蒸れるんですよね、、、伸縮しない素材なので、ジャージとの相性も今一つ。(で、くしゃくしゃにしてるわけですが)
で、ゼッケンにスリット(切込み)を入れるといいかもですね。タテに「シャーッ、シャーッ」て、3本くらい、斜めでもいいか。ナイスタックもあるし。。。
はい、はい、いえいえ、メッソウモございません、ごもっともです、分かりました、承知いたしました、はい。。。(スポンサー様に怒られるので、絶対にやりません、ゼッケン切ったりしません、ゴメンナサイ)
ちなみに、焼酎「小鹿」は、おおすみを代表するブランドの一つで、白地に赤いモミジをあしらったお洒落な一升瓶と、キリっとした硬派な味わいが特徴で、中島も愛飲しております。
「ツールドおおすみ」を支えてくださる皆様に感謝し、皆様のご健康ご多幸をお祈り申し上げて締めくくりとさせていただきます。
クロちゃん、冬場の定位置お昼寝が始まりました!