「照葉樹の森サイクルジャンボリー」返納品ありました
いつもお世話になります。
先月、残念ながら中止となってしまった「第13回 照葉樹の森サイクルジャンボリー大会」についてです。
関係の方々、競技者の方々、ヒルクライム愛好家の方々、それぞれ色々と大変だったとは思いますが、いずれまた訪れるであろうチャレンジの場でお会いする事、楽しみに過ごせたらと思います。
ところで、先日、主催の自転車競技連盟さんから、大会余剰分の返納品として、2000円相当分のQUOカードが届きました。
大会運営の関係の方々は、準備から片付けまで大変な労力だった事と思いますが、さらに剰余分の再分配、返納の手間など、難儀を背負う形で参加者の気持ちを汲む良い判断をされたように思います。(変な上から目線でごめんなさい)
近年、大会実施要綱であらかじめ、「(どんな場合も)返金無し」をうたうイベントが大多数になってきております。
大会の運営側は相応に大変、中止であってもコストはかかる。近年はなんとなくそんなイメージだけで明確な決算の説明は無いまま、参加者は「中止の判断に従う事」や、「いかなる返金も無し」という事を承知した上での申し込みが、参加に当たっての誓約に含まれているわけです。
大会が普通に実施された場合は何ら問題はないのですが、一方で、大会が中止された場合、本来得られていたであろう参加費の対価に対する逸失利益の処置の不透明さに、「やや違和を感じる」という話も耳に入ってきておりました。
単純には、「当日のお昼ご飯代は払ってるのに、お昼無しで返金ゼロ?」みたいな事ですが。
これが10数年前だったら、サイクリングイベントが多少の雨や風で中止になる事は滅多にありませんでした。
当時は「リスク管理や主催の責任所在」などがまだまだ甘かったと言えばそうですが、あくまでも「自己責任」優先、人同士の相互信頼が厚かった時代とも言えるかもしれません。
天候による中止が稀で、走るかどうかは参加者の判断任せ、主催都合の中止→「返金どうする」という事自体がほぼ無かったわけですね。
ところで近年は、天気予報の信頼度も高まってきました。数日先の天候予想ができるようになり、主催側が早めの「中止判定」を出す事で、遠方からの参加で宿泊予定のある参加者にとってはキャンセルが効く範囲内であればコスト的に助かるという、よい面も出てきております。
話は戻り、「第13回照葉樹の森サイクルジャンボリー大会」の返納品QUOカード。
今回の鹿児島県自転車競技連盟の処置は多いにフェアな精神を感じました。
その「額」、というよりも、再分配するという姿勢にですね。素晴らしい!
はい、まとめに入ります。中島の勝手な理想ですが。
運営側の「返金無し」の理由にもし、「剰余金の再分配が大変」というのがあるのであれば、今回の
「QUOカード」
の郵送で返品、というのを参考にして欲しいですね。
QUOカードは300円くらいからあるようで、(中島は以前150円くらいのを見た事がある気がしますが)郵送可能なので、手間を除いた実費ベースですが、一人辺り500円以下の剰余金分配も可能かと思います。
あくまでも中島の私見ですが。
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