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レベル☆プロ 「ワフーの最新スマートトレーナーを体験しました!(編集しました)

2019-09-23

(写真の中島は、ポジション合わせしないまま乗っております)

すみません、もう2週間近く経とうとしてるのですね…やっとレポートにとりかかります。

シマノ社の展示会と同じ建物内の会場であった、インターテックさん取り扱い「ワフー」社の新製品で、過日ヨーロッパのユーロバイクショーで発表され話題になっている新型スマートトレーナー

「キッカーバイク」

のご紹介です。

今回発表された「キッカーバイク」は、スマートトレーナーと一体化したバイクライドマシンです。その特徴は、

◉ ハンドル操作部に世界3大メーカー「シマノ」「スラム」「カンパニョーロ」それぞれのレバースイッチと同様にコントロールできるマルチシステムを導入、ブレーキレバーによる減速(バーチャル)も表現できます。

◉ ペダル取付部(クランクアーム部)の工夫で、クランク長を選択できます。

◉ 自身が使用するバイク写真のデータとオリジナルのアプリで、ポジショニングをデータ化して、データを元にバイクセッティングする事も可能。

◉ 乗用部は、バーチャル空間で走行するコース通りの斜度に合わせて前傾(下り坂)、または後傾(上り坂)します。

◉ 前方にシステムオプションで連動できる送風機を置く事で、走行速度に応じた風が吹いてきます。

まずは欧米で先行発売され、日本国内での販売は来年以降、価格は30万円後半(と聞いた気がしますが不確かです…)とのこと、日本に初導入されたデモ機がありましたので、早速体験してきました。

こちら、サイクルスポーツさんの紹介記事です。↓↓↓

https://www.cyclesports.jp/depot/detail/122740https://www.cyclesports.jp/depot/detail/122740

⬜︎ さて、中島の感想ですね。

◉ 総合的に、コストパフォーマンスは素晴らしいと思いました。利用者のバイクごとのポジション出しが簡易にできる事を考えると、自転車屋さん的には1店舗に一台置きたくなる機材です。

◉ ブレーキ連動、斜度に合わせたバイクの傾斜については、ちょっと分かりませんでした。もうちょっと、乗り込んでみたかったですが。

ちなみに、ワフー社からは「キッカーバイク インドアグレードシュミレーター」なる機材が既に発売されてまして(79250円)、ワフー社のスマートトレーナーを後輪側に、グレードシュミレーターを前輪側に装着して、バーチャル空間の斜度通りにバイクを傾斜させる事ができます。このシュミレーターはワフートレーナー専用品だそうです。

◉ 風は良かったですねー!傾斜角が変わることより、風の量、風音が変わるのはいい感じにリアリティに近づける気がしました。「自転車って、気持ち良い?」にもつながるナイスなシステムに思いました。

こちらも既にワフー社から発売中。「キッカーヘッドウインド スマートファン」(32000円)

キッカーバイクでは速度に連動してたように思いますが、他のトレーナーやズイフトなどとの組み合わせで連動できるかどうかは不確かです。すみません、確認不足でした。

◉ そして、キッカーバイクが連動させていた「アプリ」が、なんかいい感じでした。

詳しくご紹介できませんが、アクションカメラなどで撮影された動画と連動するアプリで、同様のアプリとしては「キノフィット」さんがありますが、

◎ 動画の再生速度が表示される

◎ 投稿動画の質が高い

という点で優れているとの事でした。

レベル☆プロ「シマノフェスティバル2019-2020 大阪お勉強会( 編集終了) 」

2019-09-19

写真:シマノ社 自転車文化推進室 阿部さん

⬛︎ 9月11日(水曜)大阪市内の展示ホールにて、シマノ社の新製品発表会 「シマノフェスティバル2019-2020」が開催されました。

会場は割と広めながら、関西近辺の多数の販売店や、メーカー、代理店、プレス関係者等で、立ち見が出るほどの熱気であふれております。

さすが、世界のシマノ。国内の各地で開催されていくフェスティバルの皮切りとして、本拠地 大阪で行われる国内初開催のニューモデル説明会とあって、関係者の期待の高さが現れております。

九州は福岡でも開催されるのですが、シマノ社の本拠地である大阪が国内最初のフェスティバルであり、午前から夕方までと開催時間がココだけ長い事もあって出張となりました。移動コストも安くなってて助かります。

◉会場内はずいぶんと賑わっております。顔見知りの社員さんに(褒めの意味も込めて)

「今日は立ち見が出るんじゃないですか」

と語りかけると、冗談ではなく正にその通りの状況だったようす、プレゼンテーション会場の席前に「本日は満席御礼」の案内がありました。

業界が盛り上がるのは大変良い事です。早めに最前列、登壇者の正面の席をゲットしておきました。

ご登壇の社員様には大変失礼ながら、「お弁当」やら「資料」やら「オヤツのパン」やら「脱いだ靴」やら前方に広げて講義に集中できました。すみません。

会の冒頭で、実は今回、

「インターネットでの情報公開に配慮を」

とのお願いがありました。会場の展示物や、紙の資料で公開してるものは構わないけど、プレゼンテーションオリジナルの写真や動画、講座内容は公開に配慮ください(やんわりと不可?)とされました。こちらの記事も、怒られない程度に絞ってお伝えしてますので、よろしくお願いいたします。

コアな新情報を期待された皆様には申し訳ございません。お気になる情報については、ぜひぜひ直接 中島にお尋ねくださいませ。

(※ まあ、そんな大それた情報を隠してるわけではありませんが***)

ではでは、本題の新製品紹介といきましょう!

⬛︎ シマノフェスティバル2019-2020新製品

◉ グラベルロード用新コンポーネント GRXシリーズ 。写真はトップモデルの800グレードのdi2レバー等。

触ってもよかったのは下の一枚目写真のGRX800シリーズのdi2デモ機のみでした。展示車はほぼタッチ不可のポップがかかげてありました。

◎写真 一枚目 GRX di2 デモ機

◎ 2枚目 同じレバーの展示車取付状態

◎ 3枚目 レバーブラケットがロード系より立つているのでオフロードで有利との説明図

◎ 4枚目 GRX 800グレード ワイヤーシフトレバー

◉STIレバーのブレーキ軸の設計変更について説明がありました

(こちらは一般公開の許可が出ております)

今回のセミナーで「ブレーキレバー軸(ピボット位置) を上方に18mm移した」と説明がありました。シマノ社から、STIレバーのブレーキ軸(ピボット)位置の変更について、正式なアナウンスがあったのコレが初めてに思います。

☆ 写真で比較対象のモデルになっているのはST-R9150、つまり現行デュラエースの油圧discブレーキdi2のSTIレバーです。

☆ 一方、軸位置を18mm移動変更したモデルはST-RX815。GRXシリーズトップ、アルテグラグレードのモデルで、同じく油圧discブレーキのdi2です。

こちらは説明に使われた写真 ↓ ↓

現在、レバー軸を設定変更した(旧来モデルより18mm上方に移した)のは 、

「このGRXのdi2モデルST-RX815のみである」

というのがシマノ社の正式なコメントのようで、レバー軸を上方に移したモデルは他に無いとの説明を複数のシマノ社員さんからいただきました。そういうことです。

◉ シマノ社もMTB 12速化を加速

今回のタイミングで、昨年登場した「12速XTR」(MTBコンポのトップモデル)のセカンドグレード「XT」がモデルチェンジするのはレギュラーなモデルチェンジとして予測通りだったのですが、油断して、さらにその下の「SLX」までが新型12速モデルで登場してたのに気付くのが遅くなりました。皆様はお気付きだったでしょうか。すみません。

◉ 新型となって、リヤ12速で登場した「XT」と「SLX」。

◎SLX新型 12速モデル フロントシングルクランク

SLX新型 12速チェーンにマイクロスプライン12速用リヤハブ、フロントハブ

新型SLX 12速 コンポ カセットのトップは10Tです。

12速モデルのカセットは「ハイパーグライド プラス」なる進化技術を採用。シフト完了の時間を従来の三分の一に短縮、シフトショックも減らしています。

◎クランクは、シングルとダブルで共用されるダイレクトマウント式です。

裏を見ると、ギヤ歯を直接ではなく、スパイダーアーム状の連結器との2ピース構造になってます。コチラは特殊ネジ(いじり防止付きトルクス)で固定されており、原則分解しない扱いとの事でした。

◎ フリーラチェット式のマイクロスプラインハブ

フリーハブは12速用のマイクロスプラインと、固定式のラチェット構造で信頼性の高いものです。(通常のカチカチ音が出ます)

◎ 出ました!9〜12速チェーン用のチェーンツールです。

12速チェーンのジョイントはリンク式なので、切るだけなら従来の11速チェーンツールでも代用できなくはないそうですが、より薄くなってるプレートを痛める可能性があるとの事、早速注文しました!

上の写真の新型シューズ「RC5」は、アッパーやソールの造りに新しい技術を投入してパワー伝達と快適性を向上、ミドルグレードながら力の入ったプロモーションが印象的でした。

◉ ところで、シマノの社員さんに、

「え!? なんで分かったんですか?」

と、驚かれた件がありまして、GRXコンボを積んだクリーム色のデモバイク、

コレ ↓↓↓

まぁ、ご覧のようにメーカーロゴが消されてコンポ名「GRX」と描かれてるわけですが、「ああコレGIANTのリボルトですね」と中島がアッサリとネタバラシしちゃったのが、シマノ社員さんにしてみれば「マサカ」なレベルで驚きだったようです。

中島にしてみれば、この素敵なシルエットに惚れて今乗ってるわけですから「そんなに驚かなくても…」って感じでしたが。

デモバイクのコンポはGRXに、ローターはアルテグラ、ハンドルもノーマルから変えてありました。

◉ 会場のセンターは、ラインナップが拡充しているE-BIKEが幅を利かせておりました。写真が少なくてゴメンなさい。ドライブユニットはもちろんシマノ社の「STEPS」です。

⬜︎ 長い記事にお付き合い、どうもありがとうございました。

ネットに書けないネタも含め、話題はまだまだありますが、その辺はまた対面にて。

記事が長いと、ワードプレスの反応が鈍くていけません。

では、シマノ談義、これにてお開きです

(о´∀`о)。

涼しさと心地良さとサイクリングと

2019-09-19

夏の暑さが和らいで、屋外のスポーツも快適な時期になりましたね。

鹿児島市内の割と高台にある吉野では、早くも彼岸花が咲いてました。早くもというか、数日後にはもう、彼岸の入りなんですね。

サイクリングはどんな時節でも楽しめるのですが、今の時期は特に爽やかでおススメできます。ポケットに飲み物用の小銭を入れて、「ご近所の公園にフラッと」といった感じで、プチ運動がてら出かけてみましょう。

⬜︎ 「ツールド南さつま」は、お彼岸の時期開催の加世田祭りから少し後の10月5日(土曜)開催です。午前中だけサポートでお手伝に行く予定です。当日の店舗営業は14時頃からです。

⬜︎ 「人吉球磨サイクリング大会」、参加受理書が届きました。10月28日(日曜)開催です。中島は120kmコースに参加予定です。当日の店舗営業は臨時休業となります。

⬜︎ 12月1日(日曜) 開催の「ツールドおおすみ」、申込受付が始まりました!

今年のコースは、バラ園から桜島に向けて海沿いを走る、割と平らで眺めの良いルートです。後半に丘陵地を抜けるアップダウンが控えてますが、「サイクリングにはまだ自信が無いけど、ソロソロ長距離に挑戦してみたい」という方々にはちょうどいいかもしれません。

申込は「電話エントリー」か「スポーツエントリー」で、締切は10月25日(金曜)です。

中島はAコース120km参加予定です!

レベル☆プロ「シマノフェスティバル2019-2020へ (前日)」

2019-09-11

シマノフェスティバル招待状(一般の方は入場できません)

鹿児島空港で夜ごはん 鶏飯食べ放題と小鶴お湯割り

⬛︎ さて、「自転車に関わる職業」も様々あるわけですが、まあたぶん、自転車屋さん(自転車小売業)が最も多いのかなと思いますが、中島とてその一人でして、他にも、

・プロロードレーサーや競輪の選手

・専門誌などの編集者

・メーカーや代理店の社員さん

・関連団体の事務員さん等

結構に幅がありますね、はい。

そんな中で、やはり「花」があるし、注目されるのは何と言っても

「プロで活躍するレーサー」

ではないでしょうか。

トップレーサーともなればサラリーも相応な物になるでしょうし、一般の方々も含めた多くのファンからのリスペクトも得られますし。。。。ただし、浮き沈みにさらされ、やや不安定と言えなくもありませんが。。。。

そんな業界内にあって、抜群の安定感があり、類い稀なる信頼もバッチリ、絶対的存在感をきらびやかに輝かせてる職業があります。(中島の個人的な見解ですが)。

それは、、、、( ̄+ー ̄)

「シマノ社の社員さん」

なんですねー。

当然、入社も大変な狭き門とのウワサを聞いております。おいそれと入れない。選ばれた数少ない人のみが栄光あるシマノ社の社員さんになれるわけです。

そんなシマノ社の新製品発表会「シマノフェスティバル2019-2020」が、全国各地で開催され、まずは本拠地の大阪で明日の開催となります。

とりあえず中島、前日入りして軽く一杯やっておりますが、明日は何とか、

シマノ社員の絶対に口を割らない牙城を打ち砕せることは無いにしても、、、

ホントに何とか、次期デュラエースのサグリをですね、

それとな〜く

さりげな〜く

会話に織り交ぜてみようかと思います。

フェスティバルの内容は、当日バージョンの記事でお送りいたします。

お疲れ様でした。

「横浜 出張お出かけ、小ネタ集 (編集しました)」

2019-08-29

大さん橋ホール近くに神奈川県警の交番があって、いつもオシャレなパトロールバイクが止まってます。今年はヤマハの3輪バイクが並んでて、やっぱりヨコハマ、何でも絵になります。

ツールドフランスでもヤマハの大型3輪バイク「ナイケン」が走ってましたよね。

「羽田空港」と「大さん橋」をダイレクトに結んでくれる『京浜急行バス』が便利で、GIANTさんの出張も楽になりました。

帰りは大さん橋ホールから少々歩いて、(これも「象の鼻パーク」を通り抜けると結構近く感じましたが、) 新県庁前バス停から乗車しました。予約しなくても空いていて、乗り込む時に720円支払いました。所要時間約40分。

ああ「横浜スタジアム」。バスの中から瞬間、観光しました。。。

同じく、ああ「山下公園」。バスから観光。。。

久しぶりに日本航空JAL を利用。行きはソラシドエアでした。平日利用で前々から予約を入れると、JAL さんや全日空さんでも安めの航空券が買えます。東京往復の料金が1万円前半なんて場合もあります。

久しぶりにノーマルな飛行機(LCCでない)に乗って新発見、、、というか温故知新。コレなんぞや、という白い小袋が全シートの上に置いてありました。

こりゃあ、今時の青少年には「?」な代物でしょう、たぶん。お隣りの女性の方、不審にはしゃいで写真まで撮ってゴメンなさい。

青白いライトの機器がコントローラのボタンですね。変なところを押すと、ナースコールみたいに係員さんが駆けつけますので注意。

はい、小袋の正体は、ヘッドホンですね。耳にはめようとしたら、左右のコードが離れなくて、装着できない。あそうですか、左右一体化してるコードをスルメみたいに少し割いて、使えました。まだ誰も使ってない新品だったようです。

コントローラのジャックにイヤホンのプラグを突っ込んで、チャンネル(10チャンネル)とボリュームを調整します。

おお、そういえば、プラグが電気式になってる!

確か、かつては、(飛行機だったと思うのですが)、空気伝達式のシステムで、ヘッドホンのコードは2本のエアチューブになってて、特殊な形のエアプラグをイスの横の穴に突っ込んで音楽を聴いていたような記憶があります、

なんせ当初の飛行機は、携帯ラジオやステレオプレーヤー、カメラも何もかんも、ともかく電気、電子機器は全てスイッチオフが基本だったからですね〜。

お隣りの女性は、黒いヘッドホンコードが自身のスマホに繋がっております。

アームレストを隔てて、3、40年くらいタイムスリップしてるかのようです。

さらには、機内でのWIFIサービスも始まってました。現在、飛行機のドアが閉まった時点でスマホ等の回線接続は切らないといけません。が、離陸後ちょっとして、こちらのサービスを使えば、飛行機の移動中でも、メールやインターネットサービスを利用できることになります。無料です。

中島、チャレンジしてみましたが、どうも上手くいかず失敗。係員さんに尋ねるほどの事もなかったので、検証はここまででした。

事前にJAL さんのアプリを登録しておく必要があるのか無いのか、説明のパンフレットだけでは分かりませんでした。WIFI接続はできたのですが、どうもインターネットには繋がりきれない様子でした。

まぁ、(出来ませんでしたが)、もはやお空の上でもインターネットが繋がる時代なわけでして、私達も、日々楽しく更新していきましょうかね。

ありがとうございました!

すみません、追伸です。

ヘッドホンサービスでは、演芸チャンネルを選択、ナイツさんのJAL 寄席オリジナル漫才と、真打落語家さんの落語を聞きました。面白かったです。「耳にツーンとくる」内容でした。(それは、気のせい、、、というか、気圧のせいで、、、)

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