「街乗りで最もクールでおススメできるMTBは？」

そんなお尋ねがあったとして、中島が自信を持っておすすめできるモデルを発見しました。新しく導入するブランドで、大変気に入ったので実車をご紹介します。

(用途や価格帯を無視した中島の好みですからね、すみません)

ブランド名　「BREEZER」

モデル　「RADAR CAFE」

基本スペック: クロモリフレーム　DEORE10速　油圧discブレーキ　29×1.9スモールブロックタイヤ　12.9kg 126500円

胴抜きのトラディショナルな色使いといい、クロモリのフレームワークといい、センスのあるカッコ良さがあります。

ベーシックな価格帯ながら、手抜きのないディテールの気配りもいちいちクールで凝っているし、組立整備をしてみても、ホイールのフレ取りやら各部の取付がしっかりしていて製造者の思いが伝わってきました。

チェーンステー内側の目立たない所にサインがありました。ブランドオーナー名でしょう。

ベーシックモデルなのでスルーアクスルではなくノーマルエンドですが、強度のありそうな独特のエンド形状、独自のブレーキステーに特徴があります。

クールなFSAのシングルクランクに、チェーン外れ防止のデバイスがセットされています。最初、「コストダウンのためにノーマルチェーンリングと外れ防止デバイスのコンビ」と思ったら、チェーンリングはしっかり「ナローワイドタイプ」になっている？

説明すると、通常のフロントギヤはチェーン外れ防止のデバイスがないとチェーンがギヤから外れてしまうのですが、「ナローワイドギヤ」はチェーンが外れに強い新世代のシングルギヤです。

つまりこのバイク、チェーン外れ防止の機能が2重になっているという事ですね。凄い！