山で軽いチェーンオイル『ムオン』使用中、かなりいい感じです。編集しました。
新しく取り扱いを始めたケミカルメーカー
「ウ゛ィプロス」
さんの高性能チェーンオイル『ムオン』をインプレッションします。
結論から先に。名前の由来「無音」のとおり、ノイズが少なく回りもスムーズ、極圧系潤滑材そのものがベースオイルという特殊成分のおかげで、チェーンとギヤのタッチがマイルドで疲れにくい、そんな感じがしました。
メーカー説明に沿った、そのままのフィーリングではあるのですが、正直なところ、
「うわぁ、静か!」
と、ビックリする程の違いというより(むしろ走ってる時は そんなチェーンノイズなど気にしてる場合ではありません)、そういえば、静かだし快適だよなぁ、いつもより「アウターロー」も多用してる気がする、ぐらいの感覚であります。
そして、静粛性能と並んで期待値が高かったのが「耐久性」と「防汚性能」なんですが、かなり満足できる能力を示してくれました。
写真は、中島が使用しているパナソニック号のチェーン(CN-7901)の状態です。ムオンを注油して約一カ月半経過、走行距離約250〜300km(雨天走行無し)程度。火山灰や砂埃等が付着せずに、割とキレイに保てています。オイルの黒ずみ汚れは、酸化した金属粉によるもので(エンジンオイルの汚れみたいなもの)、ご容赦ください。
こちら、ムオンのパッケージ説明です。
ムオンは耐久性(耐水性も含めて)も高く、500〜600kmは走行できます。現在の中島号も300kmくらい経過でまだまだ注油しなくていい感じなので、簡単なクリーンナップだけしておきましょう。
用意するのはキッチンペーパー1〜2枚とパーツクリーナーだけ、時間は1分かかりません。
最初に、キッチンペーパーにパーツクリーナーを染み込ませ、チェーンの表面プレートだけをなぞるように拭いていきます。
下の写真のように、右側チェーンステーの下あたりでキッチンペーパーをホールドし、クランクを逆回転させてチェーンの表面を拭いていきます。手をギヤに巻き込まれないよう注意してください。
キッチンペーパーをキレイな所にはさみ変えて、何回か同様に表面を拭いていきます。
表面を拭いただけですから、チェーンリンク部(内部)のオイル機能は十分残ってます。
この上にオイルを注すと過剰になって飛び散りますし、かと言って、このままだとリンクの表面がオイル切れでサビてしまいます。
そこで次に。
汚れたキッチンペーパーをさらに2つ折りにして、そこにムオンを染み込ませます。
ムオンを染み込ませたキッチンペーパーでチェーンを挟み込み、最初と同じように、クランクを逆回転させてチェーン表面にオイルを付けていきます。
割と簡単で効率的だと思いますが、お気に召したらお試しくださいませ。
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