メリダ 試乗車「ビッグトレイル400 」29erトレイルバイク
メリダの29ホイールMTB
「ビッグトレイル400」
がやっと入荷して、早速に組立調整、試乗してみました!
サイズは38cmのS。日本人男性的にはMくらいの車格と思っていただければ。メーカーカタログでは身長160〜175cm適応となってます。
中島(身長が179cm)の専用機であれば、上のサイズ41cm(M)がカッコいいかもしれませんが、何しろ、試乗車としては乗れる人が限られてしまいますのでねぇ。
まあ、なんとも、29erはやはり大きいですね。脚が地面に届かない。
(後ほど写真出てきます、中島の足が地面にとどいてないやつ)
しばらくはこのバイクを中島のメイン機として使うので、ちょっとずつ手を加えていきます。
シマノのビィンディングペダル・メリダのボトルケージ・ライトホルダー・メーターマウント・ケイデンスセンサーを取り付けました。
林道を走ってみて早速の洗礼というか、要改良と思ったのが
「ギヤが足りない(最ローギヤが重い)、、、、」
という事です。フロントチェーンリングは標準的な32Tですが、リヤのカセットはデオーレの10速で最大ローギヤが46T。
写真 リムはチューブレスレディ対応、タイヤはチューブドの29×2.4と太めのサイズ
タイヤサイズが大きく外周が長いので、ギヤのかかりが重くなるのですね。27.5ホイールだったらなんとかなってたところが、29erで、しかも2.4サイズのタイヤだと46Tのローギヤでは足りなく感じるわけです。ローギヤは今時の50とか52Tが欲しいところですよねぇ。。。
が、シマノギヤでは設定が無いので、フロントを小さくします。
(サンレースかどこかで、50Tオーバーが付いた10Sのカセット見たことがあるような気もしますが。。。)
写真 下
これ分かりますかね。ギヤ歯が一つ置きに「厚い」「薄い」としてあって、チェーンのアウターリンクとインナーリンクにぴったり収まることで、チェーンが外れにくいという仕掛けです。チェーン外れ防止のデバイスが必要なくなり、クランク周りがすっきりした外観になりました。フロントシングルギヤのバイクが一気に広がることの要因となった、いわゆる「ブレークスルー」技術の一つですね。
シマノ社では「ダイナミック チェーン エンゲージメント プラス」と名称してるようですが、一般的には「ナローワイド」と呼んでいます。海外メーカー起源の技術ですね。
そんな、フロントチェーンリングを32Tから30Tへ変更します。頑丈なスチール製で有難い!
いい感じに激坂対応になりました。
そして、シート高をレバー操作で変更できる
「ドロッパーポスト」
が大変有効であると分かりました。
「ドロッパーポストが有効」とは、何を今さらという感じですが、こういう事です。
⬜️ 一般にドロッパーポストは、下り坂で低いサドルポジションを得る為に使われ、トレイルライドやフリーライド、ダウンヒル系のバイクに採用される。
⬜️登り重視のクロスカントリーモデルには一般的に装備されていない。
🔲ところがどっこい、29erで程よい高さのポジションにすると、脚が地面から遠く離れ、おっかなくて乗れないではないか。
🔲乗り降りの時、ドロッパーで低いサドルポジションにすれば、大柄な29erも乗り易くなるじゃない!適正なポジションも取れるし。激坂で再スタートする時なんか、高いサドルになんか乗れるもんじゃないし、凄く重宝する!
この、低いサドルポジションが、
こうやると、
シートポストがピョーンと上に伸びて、高いポジションになります
中島の場合のサドル高(好み値)
(数値は、BB芯~サドルトップ高さ)
🔳 ロードバイク 73cm
🔳 マウンテンバイク(トレールライド、XCレース)71~72cm
写真下 はい、29erで、中島のシート高71cmに設定しました。
写真 すると、アーラ不思議、両足とも地面からは遠く離れてこんなことに、、、
フレームサイズ38cmの「S」でこれですからねぇ。
そこで、シート高を、71からマイナス5cmの66cmにすると、、、
両足が地面について、おお、これなら怖くなさそう。。。
そこで、ドロッパーポスト。XC系でも、本格派でなければアリかも
サドル低めでまたがって
こんな感じに乗っかって
走りながらココをこうやって
こーんななりますから、上りで漕ぎやすいですよー
んでも止まるときはこーんななって怖いので、
ココをこうやって、
ほーら、足が地面に届いた。